運命は残酷。
今日は、私用で外出した。
そのエリアは、彼とよく行った場所。
運転中に、嫌でも目に入ってくる。
避けるように違うルートを使ったのに。
良く通った道。
良く行ったお店。
それらを何軒も横目にしながら
苦しくて胸が詰まった。
もう一緒に行くことはできないんだ。
あんな店、一生行きたくない。
あの通りのあの店も行けない。
もう嫌だ、耐えられない…。
と思う度に、更に胸が詰まった。
何でこんなことになってしまったんだろう。
私、どこにも行けないじゃない…。
余計に悲しくなり、泣きながら運転した。
一体、いつになったら
この苦しさから解放されるのかな。
彼の側に行きたいのに、行けない。
これからも、そうやって
何とか生きて行かなければならないなんて。
運命は、本当に残酷だと思った1日だった。
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